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2014.05.28 Wednesday

【記事】MEISO and MUZONO "SUNSHINE AND COCONUT WATER"リリースインタビュー

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    ──まずはリリースおめでとうございます!本作は、お二人で立ち上げたレーベル"MEDITATIVE RECORDS"からのアルバム第1弾となりますが、レーベル立ち上げについて、またアルバム制作の経緯を教えて下さい。

    Meiso : 2013年に2ndアルバム「イテツクアカツキ」を出した後、自分の中で不思議な満足感が生まれました。軽い「やりきった感」です。大して何も出来てないのですが(笑)。そんな満足感もやがて空腹感にかわり、一度、過去の自分から離れて分かりやすいぐらい新しいことにチャレンジしてみたくなりました。いろいろとプランは他にも立てているのですが、”Meditative Records”設立と、この「夏の日」に焦点を当てたコンセプトアルバム発表が新たなチャレンジの最初の一歩、って所です。

    Muzono : meisoのライブをサポートする時に俺のトラックが少ないから、もっと俺のトラックでラップしろよって思ってました 笑
    それを言ったから本作に繋がったのかと思います。


    ──本作を聞いてみて、美しいトラックの上でスローライフ的なトピックをリラックスしたトーンで語りかけてくる心地のよいアルバムだと思いました。先ほど"「夏の日」に焦点を当てたコンセプトアルバム"と言っていましたが、どのようなアルバムを目指したのでしょうか?

    Meiso : 海に行ってサーフィンしたり、BBQしたり、夜の砂浜を散歩したりするのが好きなのですが、今までの自分の作品にはそんな時にのんびり&ゆっくり聞けるアルバムが有りませんでした。心地よい日差しと風を感じる時、空がきれいで最高に気持ちいい時などなどのBGMになるようなアルバムがほしいなー、と。
    ドライブしながらのんびりと最初の曲から最後の曲まで聞き流して気がついたら終わってる、でまた最初から聞きたくなる、そんなアルバムを目指して作りました。


    ──レコーディングはどの様に進めて行ったのですか?トラックとリリックではどちらが先でしたか?

    Meiso : このアルバムでは「コーヒー」「サーフィン」「日向ぼっこ」などと曲のトピックが先に出来ている状態からリリックとビートを同時に制作していくパターンが多かったです。同時進行でバラバラに作ったリリックとビートが一発でうまくマッチして一つの曲としてハマる事が何度かありましたが、あれは気持ちがいいもんです。

    ──アルバムを通してゲスト参加なしの1対1で制作されていますが、そこにはこだわりがあったのですか?

    Meiso : 自然な流れでこうなりました。お互い新しい事に挑戦したので、ゲスト参加がなくても十分に刺激的に創作できたのではないかと思います。

    Muzono : WhitenoiseではYuri Sakaiという女性キーボーディストが参加しています。他にもスクラッチを挿入する等、案はあったのですが結果的にはほぼ二人で制作という形になりました。こだわりというわけではなく自然とこの形に仕上がったのかなと思います。


    ──製作中のエピソードを教えて下さい。

    Meiso : 録音のセッションはほぼ毎回どんちゃん騒ぎのパーティー状態でした。「ヴォーカル録音するからお前ら静かにしろー!」とか言って録音始めても、聞いてみると誰かの笑い声が小さく入ってたりとかして、「まあコレもありだねー」なんて、楽しみすぎな雰囲気の中でなんとか録音できました。アルバムのコンセプトにはテンション的にフィットしてたと思います(笑)。【注:アルバムに無駄なノイズは収録されていません】

    Muzono : 制作に関するミーティングでも「軽く一杯ビール飲もうか」から始まり気が付くと酔っぱらってました。「もう一杯飲もうかな」「じゃあ俺も」みたいに。これは反省点ですね。





    ──ここからは、お二人それぞれに聞いてみたいと思うのですが、まずはMeisoさん。
    Meisoさんは、2ndアルバム”イテツクアカツキ”以降、活動の拠点を東京に移したそうですが、音楽制作や心境に何か変化は有りましたか?


    Meiso : こっち(東京)に移って海辺の生活やスローライフの良さをしみじみと感じています。海と自然が猛烈に恋しいので海についての曲が自然と生まれた感じです。「夏は冬に憧れて冬は夏に帰りたい」ってオフコースの歌がありますけど、そんな感じですね。その欲求と憧れを原動力に詩とメロディーが一気にドバーって降って来る感じでした。


    ──"デドリマ""Call in Sick""Mr.マリック”等から”あくせくしないでのんびりやろうよ"と語りかけている様な印象を受けました。これは勝手な想像ですが、ハワイのゆったりとしたライフスタイルとせわしない東京との違いが余計にそう思わせるのかな?と思ったのですが、いかがでしょうか?

    Meiso : まさにそうですね。東京に来て、まず駅とかでスーツ姿の人々が険しい顔つきで走って満員電車に飛び乗ってる光景にショックを受けました。なんで走ってるの?、なにを焦っているんだろうって。それで東京に暮らしてみると電車の中とか喫茶店とかでもそうですけど、とにかく個人のスペースがハワイとは比べられられない程に狭いですよね。他の人の迷惑にならないように自分を折り畳んで小さくしてはみ出ないように空気を読んで生きてる感じに息が詰まりそうになりまして。もちろん東京は大好きでいい所が一杯あるんですけど、東京にきて改めてハワイのゆる〜い空気感の良さを貴重なものだと認識した感じです。


    ──自然な日常を描いたリリックが多く、平日の仕事を何とかこなしつつ、休日にリフレッシュしている大人の共感を得るのでは?と思いましたが、MEISOさんの日常を投影したものなのでしょうか?

    Meiso : そうですね。僕自身、週末が大好きな大人です。そして月曜日が苦手です(笑)みんなそうじゃないですか?


    ──"Call in Sick"ってパッと聴きはさわやかな曲ですが、仮病の曲ですよね?!ダメな大人(?)の一面も見えちゃってますが(笑)

    Meiso : ダメですよねー(笑)でも、ちょっとぐらいダメでもいいじゃん、って思うんですよね。日本の人、東京は特にそうかもしれないですけど、周りの目とか世間体とかに左右され過ぎじゃないかと思います。ダメな大人と呼ばれても結構!もうちょっと楽しもうよ、枠からはみ出ちゃおうよ、と。あくまでもちろん人に迷惑をかけない範囲での話ですけどね。


    ──先にリリースされたEPにも収録していた"ALIVE"は、"Nakanaka"(2ndアルバム収録曲)にも通じる"生きる"というテーマについて語っていますが、現在のMEISOさんにとって大きなテーマなのでしょうか?

    Meiso : 『生きる』って言うとなんか壮大なコンセプトに聞こえますが、もっと簡単に言うと「感謝する」「目を向ける」「楽しむ」「愛する」ことが今のテーマかもしれません。夜の盗賊でもイテツクアカツキでも自分なりに世界を見つめて捕らえた正義、真実をテーマにした曲が多かったと思います。
    今はもっと身近な所にある手で触れられるものについて平易な言葉で語りたい気分です。生活の中にすばらしいものを見つけて、「それが如何にすばらしいか」を曲を通してリスナーと共有したいです。「ハイボール」とか「コーヒー」とかをトピックにした今回のアルバム曲がその例ですね。ラップのスキルはあえて目立たないようにして、自然と言葉と音が入って来る、調和する、生活になじむ気持ちのいい音楽を目指しました。


    ──アルコール讃歌的な曲"ハイボール"そして、コーヒーをテーマにした"Coffee Breaks"を筆頭にお酒とコーヒーの話題がリリックの中によく出てきますね。この2つはやはり欠かせませんか?

    Meiso : 朝はコーヒー、夜はアルコール。楽しい時間につきものだと思います。そんな自分の好きな飲み物についてラップしてみました。コーヒーを飲むとき、アルコールを飲む時のBGMにしてもらえると嬉しいですね。



    ──では、続いてmuzonoさんに伺います。
    muzonoさんのトラックは、オーガニックなメロディーが際立って美しく感じられましたが、(特に"クリームソーダ"は秀逸!)トラック制作とは別に演奏家としてのバックグラウンドをお持ちなのですか?


    Muzono : 19歳でエレキギターを購入しました。幼なじみからもらった4トラックのテープのMTRにギターを重ね録りしたりリバースさせて遊んでました。バンドもしてました。バンドは主にロックバンドでしたが結成、解散、結成、ライブする前に解散、空中分解とろくでもなかったですね。技術面でいつも足を引っ張ってました。ただ今でもバンドに対する憧れは強いです。


    ──本作には、インスト曲も収録していますが、インスト曲とラップを乗せる曲とでは、制作する上で意図的な違いは有りますか?

    Muzono : ラップを乗せる前提で制作する場合は言葉の邪魔にならない様心掛けています。ドラムは特に派手にならない様になるべくシンプルに仕上げるのが好きです。インスト曲は気分次第で色んな要素を取り入れたいですね、自由な表現という意味ではインスト曲の方が好きかもしれないです。


    ──トラック制作する上で、特にこだわっている点について教えて下さい。

    Muzono : やはり心地よいメロディのループです。
    他にもかっこいい事言いたいんですけど無いです 笑
    あれ?この曲もう終わり?まだ聞いてたいなってなる曲が理想です。


    ──どんな時にトラックのアイディアが浮かぶのでしょうか?

    Muzono :
    歩いてる時とか自転車乗ってる時の鼻歌ですかね。周りに人がいないのを確認してから立ち止まって携帯のヴォイスメモに録音したりします。たまにヒドい、ダサいメモが入っていて聞き返すとへこみます。



    ──お二人は、MEISOさんのファーストアルバム"夜の盗賊"から共演し「Lionz of Zion」としてもアルバムをリリースする等、長年のタッグとなりますが、お互いから見たラッパー・トラックメーカーとしての魅力とは?

    Meiso : HIPHOP以外のジャンルが好きだったり、もともとパンク系のバンドをやってたりする背景もあってmuzonoのビートにはhiphop界では他に無いオリジナリティがあると思う。ジャンルにとらわれないしなやかさがあるから、リリックのコンセプトも自然と柔らかくなって、所謂「YO YO」系から遠く離れたトピックに取り組めます。いかにもラッパーっぽいことやるとmuzonoからdisられますしね(笑)あと、ノスタルジーありますね。なんか懐かしい感じで昔の事を語りたくなるような。1994とかもそうですけど。もっと評価されるべきトラックメイカーですよ皆さん!(meiso)

    Muzono : 一つのトピックに対するmeisoの突き詰めた極論みたいのが汲み取れた時に「おお」ってなります。それを上手にライムで表現するので単純にすごいなって思います。今作はゆるい感じなのでそういうのはないですけど。あとやっぱり上手いって思います、比喩も聞こえ的な部分のテクニックも。歌心もあるし。俺meisoの友達でラッキーだったなと、そう思います (笑)


    ──それぞれ、1曲だけ特に聞いて欲しい曲を挙げるなら?そしてその理由は?

    Meiso : 「Call in Sick」ですね。天気のいい日にコレを聞いて一日を楽しくプランしてほしいです。

    Muzono : う〜ん、1曲ってなると「cream soda」ですかね。ラップ聞かない人にこそ聞いて頂ければと思います。


    ──本作は、どんなシチュエーションでどんな時に聞いてほしいですか?

    Meiso : 野外BBQのBGMに「デドリマ」「Highball」、公園でゴロゴロ日向ぼっこしてる時に「MRマリック」、サーフィンの後、夕日が沈む海を眺めながら「Cream Soda」。休日のドライブ中にはずっとアルバム通してリピートで聞いてほしい。

    Muzono : イントロのふざけた感じから2曲目は仮病でズル休みの曲なので、夏の晴れた日に朝起きて会社に欠勤の連絡を入れて。手ぶらで家を出た所からスタート。海の近くに住んでる人には海を眺めながらがオススメです。


    ──"MEDITATIVE RECORDS"レーベルの今後の活動ついて教えてください。

    Meiso : meisoは北海道のビートメイカーmichitaさんとのコラボプロジェクト、evisbeatsさんとのコラボプロジェクト、8th WonderのMasashiさんとのコラボプロジェクト、国際派アンダーグラウンドMCカイゲンとのプロジェクトKaigen21Meisoのpt2を企画しています。どれが先になるか未定ですが年内には1-2リリースしたいと考えてます!あと、muzonoのソロアルバムも年内にリリース予定です。


    ──それでは、最後にリスナーに向けてメッセージをお願いします。

    Meiso : 日本に拠点を移して最近はLIVEも増えてきたので、機会があったら遊びにきてください。話しかけてください。リリックの方が若干マジメかもしれませんが僕は基本的に曲で唄っている内容のままの人間です。話しましょう。よろしくお願いします!

    Muzono : イェー!


    ──ありがとうございました!


    MEISO PROFILE :
    2003年、ハワイから一時帰国した際にエントリーしたB-Boy-ParkのMCバトルで優勝。坂本龍一やShig02のSTOP ROKKASHOプロジェクトでは「無知の知」にラップで参加。2009年には1stアルバム「夜の盗賊」を発表、卓越したラップの技術と独特の雰囲気を持つ詩世界で高い評価を得る。その後もKaigen21Meiso、Lionz Of Zionでのリリース、他アーティストのアルバム作品等に参加。2013年春、2ndアルバム「イテツクアカツキ」を発表を期に活動拠点をハワイから東京に移しMuzonoとのコラボプロジェクト「ALIVE」を発表。3月に国内では久々となる京都でのライブを終え、次作アルバムリリース予定の五月には渋谷 R lounge でのライブが決定。 都外でのライブも調整中。

    MUZONO PROFILE :
    Meiso、E13とのLionz Of Zionでの楽曲の他に、Meisoのソロ楽曲では「パンチドランク」「雨の根 雨乞い編」等をプロデュース。skatebord関連のDVDやRapmaniacのアルバムへのskit提供に加え、FushimingとのユニットCHELOOKでは「SHIFT」をリリース。meiso and muzonoでのアルバムリリース後にはソロアルバムのリリースを予定。


    ARTIST : MEISO and MUZONO
    TITLE : SUNSHINE AND COCONUT WATER
    FORMAT : CD
    LABEL : MEDITATIVE RECORDS
    RELEASE : 2014.5.28


    MEISO and MUZONO - SUNSHINE AND COCONUT WATER [CD] MEDITATIVE RECORDS (2014) 2,268円(税込み)


    MEISO and MUZONO - SUNSHINE AND COCONUT WATER CD+T-SHIRT SET (2014) 【限定】3,348円(税込み)

    TRACK LIST :
    01.Sunrise to Sunset(Intro)
    02.Call in Sick
    03.Highball
    04.デドリマ
    05.Mr.マリック
    06.Alive
    07.Coffee Breaks
    08.Simple
    09.クリームソーダ
    10.ホワイトノイズ
    11.Floating Coconut(Outro)


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