2014.01.24 Friday

【記事】Z.I.O-RAMA "SEAL" 全曲解説

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    練馬区在住の知る人ぞ知る酒呑童子ことZ.I.O-RAMAが満を持して2014年1月22日に1st ALBUM「SEAL」をリリース!!ここでは他とは異なるコンセプトで作られた今作の制作秘話や全曲解説を掲載。

    M 1. SEAL
    アルバムのタイトル曲になります。 自分はラップの上手さよりも個性を欲したい望みがあります。この国にはたくさんカッコいい方がいらっしゃいますから、その群雄割拠の中で私の存在が聴いて頂いた方にシールの様に貼り付いてほしいと思い作りました。

    M 2. SOMA
    自分はお酒大好きなのですが一人では飲めないです。お酒はクラブや飲み会などで皆と飲む物として扱ってます。ソーマはインド神話で神々が飲む飲料でクラブで飲むお酒はそれに値すると言う形にし表現しました。あとお酒が飲めない人が私と会ったら飲めるようになったら面白い事になるかと…そんな楽曲です。クラブで現金を持参すると羽目を外してすぐ無くなってしまいますから事前にSUICAへチャージしておいた方が無難です。

    M 3. DANGEROUS ZONE feat. PENA, eBi
    今の世の中、またクラブ・シーンでも危険は付き物。そんな様々な危険な事柄について私が活動初期からの付き合いであるPENA君、eBiちゃんと合作しました。この曲自体は3年程前に完成していて現在PENA君は実家の農業を発展させるため東京から青森に、eBiちゃんは仕事の都合で一時的に神奈川から宮城にいる状況です。くれぐれも危険が無い事を切に願います。

    M 4. BROTHER & SISTER feat. SAG.MIC, 黄猿
    タイトル通り自分達の弟と妹について歌った曲です。私には弟がいて、SAG.MICには妹がいて、黄猿くんには弟がいます、そしてトラックを担当して頂いたマサキオンザマイクさんにも妹がいると言う構図です。私とSAG.MICはマサキさんに大変お世話になっているので自分達の弟妹のことを歌いつつマサキさんを兄貴に見立てるリリックになりましたが、黄猿くんは16小節、弟が生まれ兄になり今に至るストーリーを真摯に描いていて泣けます。

    M 5. DISGAIA (Album Version)
    何処の世界でも大小問わず争いが絶えない環境を思い描いて作りました。元々この曲は本作にも客演して頂いている1horse君のレーベルからリリースしたコンピレーション・アルバムに収録されていたのですが評判も良かったのと自分も思い入れがあるためエンジニアのTouma 57 Moveさんにミックス/マスタリングしたバージョンを本作に入れました。

    M 6. STAND ALONE
    私は福本伸行氏の「無頼伝涯」と言うマンガが好きで、その中に孤独の中で見出だす自分の強さや弱さを描写する部分がとても鮮明でして、自分も普段一人で過ごす時間が多いので主人公の涯と自分を重ねた様な形で作りました。孤立せよ…。Mr.炭酸のトラックも良い意味で怪しいです。

    M 7. 画竜点睛 feat. KTSRO (Album Version)
    客演のKTSROメンとの出会いは3年前の戦慄MC BATTLE (現 戦極MC BATTLE) で当たってからの付き合いになります。MCバトルを通してお互い出会ったなら今後の音源やライブなどに還元したい思いを入れた楽曲になります。KTSROメンはこの曲のレコーディングのためだけにわざわざ茨城から東京のスタジオまで来てくれて本当に感謝と尊敬しかありません。

    M 8. LUNCH BREAK
    自分は音楽を始めてから夜間での行動がより活発的になってしまい午後12時から13時までの時間帯に昼食をとる事がなかなか出来ません。クラブ明けの朝に食事をする事も少なくありません。感覚としては朝の食事が昼食になっているため、その時間をBRAKE (破壊) し久々に昼ご飯が食べたいなっと思い作りました。ただ現状は夜中に食事をする事が多いです。それでも自分の選んだ活動時間なので受け入れるのもまた一つの勇気だと勝手に受け止めてます。

    M 9. 褌 feat. SIAO & 火男 from 近所のメンバー
    この楽曲は度重なる日本の災害や地震などに挫けず褌を絞めて前向きに生きていくと言うコンセプトで製作しましたが、妙に男臭くなってしまいました (笑) 客演のSIAOとは元々クルーを組んでいて今でもよく遊ぶ長い付き合いの友達、火男くんは最初2011年UMB東京のプレ予選で戦った後にSIAOと同じ近所のメンバー所属で同じ歳&同じ誕生日だったと言う境遇もあり意気投合。原発デモ等にも積極的にこの2名は参加しているので、この曲には是非参加して欲しかった思いがありました。

    M 10. 信じなさい
    初めましての人と出会った際、その相手に対し信じる事よりも疑いや勘繰りを生じてしまう事が多くあります。それでも私の事だけはとりあえず信じて親交を深めていってほしいと言う気持ちで作りました。幼少の頃は初めて会う人には人見知りや疑いなどは持たなかったのに、いつからこの感情を抱いてしまったのでしょうか…。

    M 11. NIGHT JOB feat. METEOR, 1horse
    曲名通り夜勤について歌っています。自分もメテオさんも1horse君も普段は夜勤、それぞれ異なる勤務体制や業務について面白カッコ良く仕上げたつもりです。ちなみにアルバム帯コメントを書いて頂いたナオヒロックさんはこの曲が一番お気に入りとのことでした(笑)

    M 12. 生理中成立 feat. Show The No.1, INDARA, MC鈴木DX
    この曲を作る発端はとある友人が私が食事をしている時に生理中の性行為についての話をし始めた事です。私は食事中の下ネタが好きではないため精神的ダメージを負いました。なので身の回りのエロい人達を巻き込んで、このダメージを昇華する提でILLでポップなマイク・リレーをしたいと思いShow The No.1、インダラさん、MC鈴木DXさんを誘いました。この曲のレコーディングは凄く楽しかったです。テーマとは裏腹にカッコいい出来になっていると思います。

    M 13. KILLER QUEEN
    私は「ジョジョの奇妙な冒険」がとても大好きでして、特に第4部に登場する吉良吉影に憧れと尊敬の様な物を抱いています。この曲はそんな吉良吉影の事をひたすら歌っています。「ジョジョ」を読んでいる方ならわかると思います。「ジョジョ」を読んでいない人はサッパリわからないと思います。ですが日本のHIPHOPのリリックはわかる人にはわかると言う感覚で私は良いと思います。

    M 14. HP1 feat. 甘葉
    命が尽きるギリギリの淵で活路を見出だす事がこの曲のテーマです。客演の甘葉とも私が活動し始めて間もない頃からの付き合いでレーベル・メイトであり大切な仲間。我々のレーベル「IKINOKORI PRODUCTION」の由来は甘葉がピクニックをした際に木の下に1つだけキノコが生き残っている光景を見て、この名前にしたとの事なので、ある意味そのキノコもHP1の状態だったのかなっと解釈しています。

    M 15. EXECUTIONER
    この曲は秋葉原通り魔殺人事件を起こした加藤 大などの殺人犯の様にリリックの中で対象を処刑すると言うテーマに沿い自分なりに製作しました。普段Wikipediaなどで日本で起こった事件などを読んでいました。復讐のために罪を背負うか、快楽のために罪を背負うか、まるで吉良吉影の様…。

    M 16. NIHILISM feat. 不可思議/wonderboy
    まず自分は過去にキマイラと言うクルーに所属していました。メンバーは当時AHILL RECORDSのYASURI氏を中心にM9に参加しているSIAOや不可思議/wonderboy (以下ワンちゃん) 等、主に西武線沿線上のMCが所属していましたが方向性の違いや人間関係など複雑な事情があり、おおよそ半年前後でクルーは空中分解しました。その後、自分はソロ楽曲の製作を幡ヶ谷に当時住んでいたPENA君と進めており「不可思議奇譚.demo.ep」を出したばかりのワンちゃんに合作したいと声を掛けた所、2つ返事でOKしてくれて今回のこの曲を作りました。それからしばらくして吉祥寺WARPで自分がライブ出演するイベントがありました。その前日辺りにワンちゃんから連絡があり「リハーサルの時間しかいれないんだけど、同じイベントに出演する狐火さんを紹介してほしい」と言われたので、あたかも彼を関係者のフリをさせリハーサル後の狐火くんを紹介しました。それからお互いの活動が忙しくなり連絡自体もあまりとらなくなったのですが、彼がLWH?に所属し「ラブリー・ラビリンス」をリリースした後にレコ発ライブを高田馬場にある軍艦島で行うと知ったので、久々に会いに行きました。それが彼と話をした最後の日でした。当初この曲はアルバムに入れるつもりはありませんでした。ですがLWH?のParanel君がワンちゃんの生前に残された音源を今も世に放ってファンの方々に提供している姿勢に私はとても感銘を受けました。今回のアルバムにワンちゃんとの楽曲を収録する事を快く了承して下さいました。曲のテーマは定められた道徳に反発した一人の少女の話です。

    M 17. DRY ICE
    異性との付き合いを重ねて友達から恋仲になったけど、やっぱり友達関係の方が良かった…と後悔を募らせてしまった時に書いた曲です。人付き合いが長くなると長所より短所を見てしまう自分に嫌気がさして、お互いに本音を言い合う仲になれる人は歳をとる度にいなくなってしまう…と感じた自分の心境も形にしてみました。このトラックはPENA君が私の誕生日に送ってくれた物なので、とても思い出深いです。

    M 18. 乾杯 feat. たまちゃん
    先程の“DRY ICE”の解説に連結しますが、不器用な自分にとって素面の時はなかなか人と話したりするのが上手く出来なかったりします。でも同じ歳で友達であるたまちゃんとはけっこうなペースで遊んだり一緒にイベントを開いたり気軽に付き合える数少ない友達です。最後の曲は題名通り本音を言い合える友達と飲み遊んで明日へ向かう事をテーマに作りました。たまちゃんのリリックが終始、私の事を考えて書いてくれたので恥ずかしながらレコーディング中に泣きそうになりました。本当に救われた感じがしました。このアルバムの最後にふさわしい物になりました。


    ここまで読んで頂き誠にありがとうございます。今後も現在の自分に満足せずライブ、音源制作に更なる磨きを掛けて活動していく次第です。どうぞ宜しくお願いします。



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    PROFILE : Z.I.O-RAMA
    1983年9月生まれ東京都練馬区育ち。中学時代、同級生に聴かされたKRISS KROSSの“Jump”でHIP HOPに初めて触れ16歳の時に聴いたBUDDHA BRANDの“DON'T TEST DA MASTER ”により日本のHIPHOPの魅力に侵される。アパレルからHIPHOP業界に携わるため21歳頃にNIPPS PRODUCEのアパレル・ブランド「nutsANDbones」の取扱店duelのストア・マネージャーDJ BLACK SAUCERの元で3年以上の下積み的経験を行い様々な洗礼を受け成長。24歳頃に渋谷ハチ公前サイファーにて環ROY氏のフリースタイルに感化され、ラップを始める。

    2009年5月にDJ PENNY MIX CD「ALTERNATIVE N.C.C STYLE」にてShout参加して以降、渋谷で行われた坩堝サイファーにて出会ったPENA a.k.a Qkonbと共に楽曲制作を本格的に開始。そして埼玉HIPHOPの重鎮マサキオンザマイクの7インチ・アナログに客演参加後、伝説のグループDEMOPRESS POSSE (メンバーはアスベスト、マサキオンザマイク、Z.I.O-RAMA、1horse、甘葉) にいつの間にか加入し7インチ・アナログ、アルバム、ミニ・アルバムをリリースし様々なアーティストの作品に客演参加。またMC BATTLEにも積極的に出場し優勝経験こそ無いが戦慄MC BATTLE VOL.15にてベスト8、ZERO@池袋bedのMC BATTLEでベスト4、横浜で行われた上昇気流MC BATTLEでベスト4等の戦績を残す。2012年3月に発表したmix tepe「月詠」はtwitter、mixiだけの宣伝にも関わらず1,300以上のダウンロード数を達成。2013年4月には盟友の甘葉とのダブル・ネーム名義で12インチ・アナログをリリースし高評価を得る。同年8月に5曲入りのep「SOMA」をiTunes配信でリリース。同年12月31日に日本が誇るフリーダウンロード・コンピレーション・アルバム「ブーストコンピ VOL.3」にハハノシキュウのプロデュースでも知られる沈黙を語る人とダブル・ネームで参加。
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